不動産の売却、購入のことなら、お近くの「売買の窓口」で!

不動産の売却、購入のことなら、お近くの「売買の窓口」で!

不動産査定とは?高く売る5つのコツを徹底解説

売却

売却の流れ

2025.06.24

不動産査定とは?高く売る5つのコツを徹底解説

2025.06.24

不動産査定とは?高く売る5つのコツを徹底解説売買の窓口】

不動産を売るとき、まず必要になるのが「不動産査定」です。

しかし「査定ってなに?」「どうすれば高く売れるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。 

この記事では、不動産査定の基礎から、査定額を最大限に引き上げる5つのコツを徹底解説します。


不動産査定とは?

不動産査定とは、土地や建物などの不動産が現在どのくらいの価値を持っているのかを、専門家がさまざまなデータや基準をもとに打ち出すことです。

売却を検討している人にとっては、「自分の不動産がいくらで売れるのか」を知るための重要な指標となります。


査定額は、築年数や面積、立地、周辺環境、最近の取引事例、そして不動産市場の動向など、さまざまな要因を総合的に判断して決められます。

つまり、同じ地域・同じ広さの物件でも、状態や時期によって査定額は大きく変わる可能性があるのです。


査定方法の種類と特徴

不動産査定にはいくつかの方法があり、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。

ここでは代表的な3つの査定方法について、違いと注意点を詳しく解説します。


机上査定(簡易査定)

机上査定とは、物件の住所や築年数、広さなどの基本情報をもとに、過去の取引データや周辺の相場などを参照して算出される、簡易的な査定方法です。

不動産会社の担当者が現地を訪問せず、オンラインや電話で依頼できるため、非常に手軽でスピーディです。


メリット

・最短数分〜1日程度で査定結果が出る 無料で利用できる

・複数の不動産会社に一括で依頼が可能

デメリット

・物件の内部状況(内装の傷みや管理状態など)を考慮できないため、価格の精度はあくまで目安レベル

・実際の売却価格と差が出る可能性がある


「とりあえず相場感を知りたい」「複数社の査定額を比較したい」といった初期段階の情報収集に適した方法です。


訪問査定(詳細査定)

訪問査定は、不動産会社の担当者が実際に物件を訪れて、建物の状態や日当たり、騒音、近隣環境など、目に見えるさまざまな情報を含めて査定を行う方法です。

より正確な査定額を知りたい場合にはおすすめです。


メリット

・物件の現状や管理状態を反映した、より現実的な査定価格がわかる

・売却戦略のアドバイスなども直接受けられる

デメリット

・担当者との日程調整が必要

・査定に1〜数日かかる場合がある

売却を本格的に考え始めた段階で、一度は訪問査定を受けることをおすすめします。


AI査定の進化

近年では、AI(人工知能)を活用した不動産査定サービスも注目されています。

専用サイトに物件情報を入力するだけで、数十秒〜数分で複数の不動産会社の査定結果を比較できるなど、利便性が格段に向上しています。

ただし、AI査定も机上査定と同様、物件内部の状態までは判断できません。

そのため、最終的な売却価格の目安としては便利ですが、精度の高い査定結果が必要な場合は、訪問査定を併用するのが賢明です。


不動産を高く売る5つのコツ

不動産を少しでも高く売るためには、ただ査定を受けるだけでは不十分です。

売却価格に大きな差を生む可能性のある「ちょっとした工夫」を知っておくことが重要です。

ここでは、誰でもすぐに実践できる5つのコツをご紹介します。


①複数の査定を取る

最初に押さえておきたいのが、1社だけに査定を依頼しないことです。

不動産会社によって査定額は大きく異なり、同じ物件でも100万円以上の差が出ることも珍しくありません。

複数社の査定結果を比較することで、物件の「相場感」がつかめ、極端に低い査定額に騙されるリスクも減らせます。

無料の一括査定サイトを使えば、手間をかけずに複数社から見積もりを取れるので、まずは情報収集から始めましょう。


②査定前の準備を万全にする

査定の段階で物件の第一印象をよくすることは、査定額アップのカギとなります。

・室内の清掃・整理整頓

・壁や床の軽微な修繕

・必要書類(登記簿謄本、間取り図など)の用意

・修繕・リフォーム履歴の整理

など、きちんと手入れされている物件は、買い手にとって「安心して住めそう」と映るため、査定額が上がる可能性が高くなります。


③リフォーム・清掃

「古いからリフォームしないと売れないのでは?」と不安になる方も多いですが、高額なリフォームが必ずしもプラスになるとは限りません

むしろ、最低限の改善にとどめることがポイントです。

玄関、リビング、水回り、バルコニーは念入りに掃除しておきましょう。


④売却に適した時期を見極める

不動産市場には「売れやすい時期」があります。

特に需要が高まるのは春(3〜4月)と秋(9〜10月)

これは、進学・転勤・引っ越しのタイミングに合わせて、住まいを探す人が増えるためです。

また、住宅ローン金利の動向や景気の流れも、売却価格に影響を与えます。

不動産会社と相談しつつ、市場動向をチェックして「売り時」を見極めましょう。


⑤仲介業者との上手な付き合い方

不動産を高く売るためには、信頼できる仲介業者と良好な関係を築くことが重要です。

以下のポイントを押さえておきましょう。

・実績が豊富で地域に詳しい業者を選ぶ

・対応が丁寧で、こちらの要望をきちんと聞いてくれる担当者を選ぶ

・媒介契約(専属専任・専任・一般)ごとの違いを理解する

また、売却活動中は「いつ、どんな広告を出したか」「内見の反応はどうか」など、進捗状況をこまめに確認することで、より有利な交渉やタイミングをつかみやすくなります。


まとめ

不動産を高く売るには、正確な査定と事前準備が大切です。

今回ご紹介した5つのコツを意識すれば、売却価格に大きな差が出る可能性があります。

「まずはどこに査定を依頼すればいいか分からない…」

という方は、一括査定サイトの利用から始めてみましょう。後悔しない不動産売却の第一歩を踏み出してください。


関連記事

・査定額とは?不動産一括査定サイトを利用するときに注意すべきこと

・不動産売却が初めての方へ!机上査定と訪問査定の違いとは?